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ある秋の午前。

家から歩いて5分のところにビーチがある。
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このビーチは大学時代に従弟が持っていたディンギーでよく遊んだ場所だ。ヤマハのミニホッパーってやつだ。おおらかな時代で海岸横の松林の中に船艇を放置しておいても誰もとらないし文句もいわれないし、瀬戸内の穏やかな海はマリンスポーツにも最適。いつかできれば自分の船を・・と思っていた。


自分は、元々生まれが漁師町でガキの時から遊び場は砂浜だった。安っぽい青春ドラマじゃないけど夕日が沈む海を見ながら家路につくのが日常。子供の時の思い出には必ず海がバックにあった。

そして就職・結婚。そして家の購入。家を買うときにやはりビーチがあるのは大きなポイントだったし、子供にも海に関する名前をつけた。

やがて仕事を独立して少し余裕ができたときに友人に誘われてキャンプを始めて、ようやくカヌーとディンギーの中間のようなアクアミューズという船を手に入れた。子供と川でカヌー、海でヨットをしようと思ったのだ。結局、カヌーとしては一度も使わなかったけどね。四万十や仁淀の上流ではインフレータブルのダッキーじゃないと子供連れには危険だし。

しかし、海でのヨットも結局今のところたったの3回。ヨットはビーチに放置できるようなおおらかな時代ではなくなったけれど、ビーチまでドーリーを引いて歩いてたったの5分。でも、いつでも行けると思っていたら結局行かないもので。空と海の青さを見ながら、もう少し遊んでおきゃよかったかなと少し後悔。まあ、子供も、ヨットスクールとかには一度行ったので興味があれば将来やるでしょう。種だけまくのが親の仕事。
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なんで、こんなことを書いているかというと、あと1年位で転居の予定。土地が見つかっただけでこれからの頓挫する可能性もあるけれど、予定では山側。今から建てたら当然、終の棲家になるだろう。

海で生まれて山で死ぬことになるのか・・なんてことを秋の午前中に空の青さにひかれて海を見ながら思ったわけです。


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